【車のバッテリー寿命のサイン】トヨタのガソリン車・ハイブリッド車のバッテリー交換費用とは
2025.02.23

JAFロードサービスの出動理由でもっとも多いのは“バッテリー上がり”です。
バッテリーは暑さと寒さに弱く、エアコンや電気装品飾で負担が掛かりやすい特性があります。
この記事ではバッテリーの寿命を見極めるサインやトヨタ車のバッテリー交換費用にを詳しく解説します。
「たかがバッテリー上がり」と思うかもしれませんが、最悪はレッカーが必要になるなど重大なトラブルに繋がります。
ある日突然「エンジンがかからない」といった非常事態にならないために、
「今は大丈夫」と思わず、バッテリーが弱っているサインを見落とさないように注意しましょう。
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1.【重要】車のエンジンがかからない…突然のトラブルを防ぐために

最近の車用バッテリーは性能が向上しており、限界に達するまでおおむね問題なく稼働します。
それは頼もしい反面、ある日突然エンジンがかからなくなるという不測のトラブルに繋がってしまいます。
特に現代の車はパワーバックドアなどの電動アクセサリーが多いため、バッテリーの消耗が進む条件が重なっています。
また、エンジン停止中の過度な電動アクセサリーの使用が原因で完全放電してしまうケースも見受けられます。
この様なトラブルを避けるために、常日頃から「バッテリーの消耗具合を把握する」ことが非常に大切です。
なお、バッテリー上りでエンジンがかからないときは、更なる消耗を防ぐために何度もエンジン始動を試みるのはやめましょう。
再始動できたとしてもすぐに新品バッテリーへ交換してください。
2.トヨタのガソリン車・ハイブリッド車のバッテリー交換費用の目安

トヨタのガソリン車とハイブリッド車のバッテリー交換費用・時期の目安は以下の通りです。
▼交換時期目安
ガソリン車…経過年数2~3年
ハイブリッド車
・補機バッテリー…経過年数2~3年
・駆動用バッテリー…経過年数5~8年/10万キロ
ガソリン車…経過年数2~3年
ハイブリッド車
・補機バッテリー…経過年数2~3年
・駆動用バッテリー…経過年数5~8年/10万キロ
なお、ハイブリッド車の駆動用バッテリーは「走行用のエネルギーを溜めるためのもの」です。
補機バッテリーの「エンジン始動や電動アクセサリー類の稼働に使うバッテリー」と役割が異なっています。
以下の項目では、ガソリン車・ハイブリッド車ともに補機バッテリーの費用目安についてご紹介します。
【徳島トヨペット】ガソリン車の交換費用目安
車種 | 費用目安(税込) |
---|---|
ルーミー | 18,755円~ |
ヤリス |
29,425円~
|
シエンタ |
39,325円~
|
カローラシリーズ | 39,325円~ |
カローラクロス |
39,325円~
|
ノア・ヴォクシー |
44,055円~
|
アルファード・ ヴェルファイア |
44,055円~
|
工賃を含みます。
すべて現行車を基準に算出しています。
お車の状態やバッテリーの種類によって価格が異なるため、詳しくはスタッフまでお尋ねください。
>>徳島トヨペットに相談する
【徳島トヨペット】ハイブリッド車の交換費用目安
車種 | 費用目安(税込) |
---|---|
アクア | 30,580円~ |
ヤリス |
30,580円~
|
シエンタ |
40,480円~
|
プリウス |
40,480円~
|
カローラシリーズ |
40,480円~
|
カローラクロス |
40,480円~
|
ノア・ヴォクシー |
45,210円~
|
アルファード・ ヴェルファイア |
45,210円~
|
工賃を含みます。
すべて現行車を基準に算出しています。
お車の状態やバッテリーの種類によって価格が異なるため、詳しくはスタッフまでお尋ねください。
>>徳島トヨペットに相談する
【その他の車に関するお役立ち方法】
>> 【車のエアコンが臭い!】酸っぱい・カビ臭い原因や臭い取り&自分でできる消臭方法を解説
>> フロントガラスが曇る・窓の内側が曇るときの対処法【曇らない方法】
3.バッテリーの交換目安やバッテリーの寿命を見極めるサイン6つ

バッテリーが弱っていることに早く気づくには、愛車が見せるサインを感じ取ることが大切です。
以下のような症状が現れたら注意しましょう。
- ・使用期間と電圧で判断する
- ・ヘッドライトが暗い
- ・エンジンの始動が遅い、遅れる
- ・パワーウインドウの開閉が遅い
- ・キーレスが反応しない
- ・アイドリングストップが作動しない
それでは各症状について詳しく確認してみましょう。
使用期間と電圧で判断する
確実なのは専用機器でコンディションを計測し、数値で状態を確認することです。バッテリーの平均寿命は2~3年ですが、使い方によって平均より長くも短くもなります。
前述した通り最近のバッテリーは非常に高性能で、ライトや電動アクセサリー類への不調が現れにくくなっています。
突然の「クルマが動かない!」といったトラブルを防ぐには、ディーラー等で定期的にチェックすることが大切です。
徳島トヨペットではバッテリーチェックと、愛車に最適なバッテリーのご提案を行っております。
トヨタ車に精通したエンジニアが短時間でしっかりと確認いたしますので、お気軽にお立ち寄りください。
>>徳島トヨペットに相談する
ヘッドライトが暗い
車のバッテリーが弱ると停車中にヘッドライトが暗る症状が現れます。これはバッテリーから供給できる電圧が低下し、十分にライトを光らせるだけのパワーがなくなってしまうためです。
なお、ヘッドライトだけでなくルームライトやメーターの表示灯なども暗くなることがあります。
エンジンの始動が遅い
車のバッテリーが弱ってくると、エンジン始動がワンテンポ遅くなる・かかりが悪くなる症状がみられます。バッテリーに蓄えられた電力が減少することにより、エンジン始動に必要不可欠なセルモーターが回しにくくなるため発生します。
パワーウインドウの開閉が遅い
ライト類と同様に、車の電動アクセサリー類の電源もバッテリーから供給しています。そのためバッテリーが弱ってくると、パワーウインドウ・ワイパー・リクライニング等の動作も鈍くなることがあります。
キーレスが反応しない
車のバッテリーが上がってしまうと、キーレスが反応せずドアロックが反応しない・動作が鈍くなることがあります。ただしこの症状は、スマートキーの電池切れでも起こるので見極めが必要です。
原因が電池切れの場合は、スマートキーのボタンを押しても小さい赤いランプが点灯しません。
また、トヨタ車の一部には速度メーターの液晶に電池切れを表示する車種があります。
アイドリングストップされない
アイドリングストップ機能は「停止・始動」を繰り返すことで電力を多く消耗するため、バッテリーが弱っていると機能が作動しません。本来アイドリングストップが作動するはずの使用環境で正常にエンジンが止まらない場合は、バッテリーが弱っている可能性があります。
4.車のバッテリー上がりを防ぐ・長持ちさせる使い方や工夫とは

車のバッテリー上りを防ぐ・長持ちさせるには以下のような車の使い方が有効です。
- ・エンジン停止&アイドリング状態で電飾品を長時間使用しない
- ・定期的に長距離走行する
- ・長時間使用しないときは端子を外す
- ・夏場はガレージを喚起する
- ・季節の変わり目など定期的にチェックする
日頃からできるちょっとした工夫と意識付けで、バッテリーを長持ちさせましょう。
エンジン停止&アイドリング状態で電装品を長時間使用しない
電装品に使われる電力はエンジンの回転によって発電され、使われなかったものがバッテリーに充電されます。つまりエンジン停止中は発電されないため、バッテリーに充電された電気を使い切るとバッテリー上がりが発生します。
また、アイドリング状態のエンジン回転数はかなり落ちるため充電効率が良くありません。
冬場に活躍するシートヒーターやデフロスターは多くの電気を消費します。
アイドリング状態での長時間使用は負担が大きすぎるため、
バッテリーが弱っているとトラブルの原因になります。
車のバッテリーは走行することで充電される
効率良くバッテリー充電ができる条件は時速50-60kmで20~30分走行することです。アイドリング状態で充電を試みる場合は1時間を目安にしなくてはいけません。
定期的に長距離を走って充電を行わないと、バッテリーが充電不足に陥ることがあります。
現代の車はエンジンOFFの状態でも、時計やセキュリティ、コンピューターのメモリ、ドラレコなど常に電気を使用しています。
これらのエネルギーはバッテリーから供給されているため、停車中も少しずつ消費されています。
常日頃から継続的に走行してしっかり充電できているなら問題ありませんが、短距離移動だけに車を使っている方は特に注意が必要です。
ただし、充電能力が低下しているバッテリーはこの限りではありませんのでご注意ください。
長期間使用しないときは端子を外す
上記でも触れたとおり、車は使っていない間も自然と電力を消費しています。そのため長期間エンジンを作動させずに完全放電してしまうと、エンジン始動時の電力を確保できずバッテリー上がりになってしまいます。
こういったトラブルを防ぐために、1ヵ月以上車を動かさないときはバッテリーのマイナス端子を外しておくことが有効です。
バッテリーの端子を外す際は、マイナス端子側のケーブルがプラス端子に触れないように注意しなくてはいけません。
万が一ケーブルに触れてしまうと、バッテリーがショートしてしまいます。
ショートさせないためにケーブルの先に電気を通さない布やテープで保護をしましょう。
万が一ケーブルに触れてしまうと、バッテリーがショートしてしまいます。
ショートさせないためにケーブルの先に電気を通さない布やテープで保護をしましょう。
ただし端子を外すと車に記憶されている情報や時刻設定がリセットされますので注意が必要です。
夏場はガレージの換気をする
車のバッテリーは暑さに弱いため、夏場の熱がこもったガレージ等での車両保管はバッテリーを弱らせる一因となります。可能な限りガレージ内の気温を下げられるように換気をすることがお勧めです。
季節の変わり目など定期的にチェックしてもらう
バッテリーは暑さや寒さに弱く、性能の低下を招きます。夏場で弱ったバッテリーでシートヒーターやデフロスターの使用で消費が進み、
「突然エンジンがかからなくなった」というトラブルが後を絶ちません。
こういったトラブルを防ぐには法律で定められた定期点検以外にも、季節の変わり目ごとにバッテリーの消耗具合をプロにチェックしてもらうことが大切です。
徳島トヨペットでは各店にエンジニアが常駐、お客様のお車に最適なバッテリーを即ご提案いたします。
お気軽に店頭までお問合せください。
>>徳島トヨペットに相談する
【その他の車に関するお役立ち方法】
>> 【車のエアコンが臭い!】酸っぱい・カビ臭い原因や臭い取り&自分でできる消臭方法を解説
>> フロントガラスが曇る・窓の内側が曇るときの対処法【曇らない方法】
【まとめ】車のバッテリーは突然上がる!早めの対策を
好調に見えても、車のバッテリーは弱っていることがあります。特に夏場に弱ったバッテリーが冬場の寒さに耐えられず、限界を迎えることは珍しくありません。
バッテリーが上がるとレッカーや修理などで余計に出費が重なります。
トラブルを防ぐために、季節の変わり目や長期休暇前、オイル交換時などの節目に
バッテリーの状態をチェックしてもらいましょう。